仙台は東日本大震災後、市街地宅地再建プロジェクト、生活復興プロジェクトなど復興に向けての活動が進んでいます。人口100万人の都市でありながら自然と共存している仙台は今後もアパート需要は続くでしょう。
仙台のアパート事情
仙台は日本でも指折りの人気地区です。その理由の一つは、「杜の都仙台」と言われるとおり、大都市でありながら自然が豊かという環境にあります。
そのような美しい仙台は震災の影響で一時期は賃貸住宅が減りましたが、現在に至るまで建物の建築が進んでいます。また、人口に対して大学生や専門学校生などの学生比率が高く、学生向けの賃貸物件は多数あります。特に利便性の高い仙台駅周辺などのエリアにおいてはマンションやアパートの需要は大きいです。
20代~30代の人口に対する比率も高く、結婚などによりアパートを必要とする入居希望者が今後も継続すると見込まれます。新築アパートを建てて投資する場合でも比較的ローリスクな不動産投資と言えるでしょう。
家賃の相場は、仙台駅周辺ですと、ワンルームがおよそ7万円前後、2LDKは13万円前後と高めになっていますが、仙台駅から電車で15分程度離れた泉中央駅付近の場合は、ワンルームが5万円前後、2LDKは8万円前後と都心部と比べてずいぶん価格が安くなります。
さらに、仙台では着工から9年を経て2015年12月に地下鉄東西線が開通。地下鉄の開設駅近くのエリアではこれまでより利便性が格段にアップしました。今後は東西線の沿線付近の賃貸住宅が増えると予想されます。
仙台でアパート経営を始めるならこのエリアがおすすめ
おすすめエリアとしては、地下鉄東西線の沿線エリアである、若林区、宮城野区、太白区のアパートが狙い目と言えます。地下鉄の場合、徒歩か自転車で10分圏内であれば人気物件となると考えられます。
また、東西線沿線エリアはこれから地価の上昇も見込まれますので、早めのタイミングで物件取得すると高い利回りを期待できるのではないでしょうか。