大阪では、単身世帯が10年で30万世帯以上増加しています。さらに、地価も全体的に上昇していますのでアパートの収益に加えて地価の上昇により資産が増える可能性も非常に高いです。
大阪のアパート事情
近年の大阪は大阪駅の開発、観光客による経済効果、阿倍野エリアの発展、さらには東京と大阪を約67分で結ぶリニアモーターカー計画、ワールドカップ誘致と、経済効果と利便性が高まっています。
梅田や難波から車で約25分という短時間で伊丹空港に行けるという点も非常に魅力的です。
持ち家率が約53%という大阪は、アパートの賃貸需要は非常に高いと言えます。
繁華街に近い福島、文京地区の上本町、帝塚山あたりが人気は高いのですが、その分取得価格も高くなりますので低い利回りとなる可能性もあります。
ただし、大阪をはじめとする関西エリアには金融機関の数が多く、融資に対して積極的な金融機関であれば人気エリアの物件を手に入れるだけの融資が下りることもあるでしょう。
東京と異なり、地価を変動させるような要素は見あたらないのが現状ですので、地価下落などのタイミングを狙うというパターンは通用しないと考えても良さそうです。
大阪市の家賃の相場は、ワンルームで5万円後半~6万円程度、2LDKでは、10万円後半~11万円程度です。
家賃が安めのエリアは、ワンルームでおよそ4万円の平野区、高めのエリアは、ワンルームで9万円~10万円の中央区です。大阪市内はやはり家賃が高い傾向にありますが、大阪市街になりますとグッと下がります。
大阪でアパート経営を始めるならこのエリアがおすすめ
北摂エリアはファミリー向け物件の需要が高いためアパート経営に適しています。
また、南大阪、泉州エリアの単身物件は供給が多いですが、ファミリー向けアパートは供給過多にはなっていない場所も多いです。
大阪市については、利回りは極端に低くないのであればおすすめです。
賃貸需要も多いので単身用のマンションは多いですが、ファミリー向けのアパートは少ない傾向にあります。客付けの苦労も少なく満室経営を目指すことのできるエリアと言えるでしょう。