アパート経営で大切なことは、継続した無理のない経営を行うことです。
そのためには、事前の資金計画をしっかりと考えて自分の身の丈にあった物件を手にいれるという方法が基本です。
一般的な相場はどれくらい?
アパートの一般的な相場ですが、その答えは「エリアによって異なります。」
首都圏と地方都市では地価が大きく違いますので当然ということはおわかり頂けるでしょう。
しかし、同じエリアで部屋数、建物面積、築年数が類似したアパートを比較する事で相場を知ることができます。2キロ~3キロ圏内で類似した10棟程のアパート物件を比較すると良いでしょう。
ただし、地下鉄が徒歩3分以内で、大型商業施設に隣接するようなアパートは相場より比較的物件価格が高い傾向にあります。
そのような割高物件を相場と判断してしまうと、収益率が低いなどのデメリットが考えられるので注意しましょう。
資金調達はどうしたら良い?
不動産投資は「基本的にはローンを組む」ものです。
貯金をして現金で購入する人はほとんどいないと言えます。
そうなると、金融機関である銀行、信用金庫などから借り入れをする事になります。
よく、「自分のようなサラリーマンは不動産投資ローンなど融資は下りないだろう」とマイナスに考える方もおられますが、そうでもありません。
毎月の収支が無理なく、コツコツと貯金をしているようなサラリーマンの方であれば、たとえ年収が低くとも金融機関から借り入れができるケースが多いです。
また、資金調達のポイントとして「頭金を入れすぎない」という点は重要です。
その理由ですが、たとえば300万円貯金があり、すべてを頭金に入れてしまうとアパート経営で突発的に必要となった場合の修繕費用などを支払う事が難しくなりますので、手元に100万円以上は残すようなローン契約を結ぶと良いでしょう。