ワンルームマンションは、安いものでは数百万円の物件から、2000万円を超える物件まで価格帯、立地もバリエーション豊かです。
オーナーとしては安くて利回りの高い物件が理想なのですが、その現実についてお話していきます。
ワンルームマンションに投資するなら新築?中古?
ワンルームマンションもほかの賃貸物件と同じで新築、中古があります。中古の場合はバブル崩壊前後に建設されたものが多いと言えます。このような物件は比較的安値で取引されています。
一方、新築のワンルームマンションは先ほどお伝えしたバブル崩壊前後の間取りとは大きく異なる傾向があります。
新築の場合は専有面積が広い傾向があり、また1DK、1LDKというタイプがスタンダードになっているのです。例えば10畳以上のリビングにキッチンがついていて、隣に6畳~8畳ほどの部屋がある間取りといったもので、ゆったりとした部屋造りとなっています。
それに比べて、昔ながらのワンルームは玄関から部屋に行く通路にキッチンを備えた間取りが多いです。
では、どちらにするかという点ですが、新築の場合、物件価格は高めで利回りが低めですが空室となりにくい傾向にあります。また、物件価格も上昇する可能性も高く売却益も出るケースも多数あります。
中古の場合、物件価格は安めで利回りは高めのものが多いです。しかし、似たようなワンルームが周囲にあるパターンが多く、空室となるリスクも十分あります。
また、将来的に物件価格が上昇するのはごく一部のエリアに限られるでしょう。
新築、中古にはこのような違いがあります。ご自分の投資スタイルに合った方を選ぶようにしてください。
都心と郊外ではどちらが良い?
都心と郊外のメリット、デメリットを見ていきます。
まずは都心についてです。
都心のメリット
・今後も地価が上昇する可能性が高い
・空室率が低い
・売却する場合の買い手がつきやすい
都心のデメリット
・物件価格が高い
・利回りが3%ほどしか望めない物件が多い
次に郊外についてです。
郊外のメリット
・物件価格が都心に比べて大幅に安い
・利回りが10%近い物件もある
・安くて利回りの高い掘りだし物ワンルームが販売されるケースもある
郊外のデメリット
・空室となりやすい
・過疎化の影響で地価も下がり、資産価値も落ちる可能性がある
都心、郊外のワンルームマンションには以上のようなメリット・デメリットがあります。
資金面に余裕があり長期保有を望むのでしたら都心を、少ない資金で投資をして数年後に売却を望むのでしたら郊外の物件が良いでしょう。
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