アパート経営を始めたら、メンテナンスについて予め考えておこう

アパートを手に入れたら、できるだけメンテナンスなどコストのかかることをせずに収益率を高くしたいと考えがちです。
確かに、メンテナンス費用を出さなければ手元に残るキャッシュは増えます。
しかし、それでアパート経営は上手くいくのでしょうか?

メンテナンスは必要か

この点については、答えは「絶対に必要」です。
建物のメンテナンスをしなければ、外観の老朽化が早くすすむだけでなく、配管や内側の設備も傷みやすくなります。

もちろん「3年程で売るからメンテナンスをするだけお金がもったいない」と考えられる方もいらっしゃいます。
しかし、建物が老朽化していて、状態も悪い場合は買い手も値下げをしてきます。
よって、メンテナンスをしっかりと行い建物の状態を維持した方が、より大きな利益を得る可能性が増えるでしょう。

メンテナンスの時期

メンテナンスをするタイミングについては大きく2つあります。

1つが、毎年の定期点検や随時発見した問題のある部分を迅速に修理、修繕するというタイミングです。
もう1つが、10年~15年に一度行う大規模改修です。大規模改修では、外壁の防水工事、配管修理、水回りの修理などを行います。
大規模改修をしなければ、水道管の破裂や壁からの雨漏りなどのトラブルが発生しやすくなります。
特に、大規模改修に消極的になりがちです。
「入居者から今のところ何のクレームもないので数年後にしよう」と安易に先延ばしをしてはいけません。

メンテナンス費用

メンテナンス費用についてはアパートの築年数や建物の構造、状態により異なります。
覚えておく必要があるのは、「大規模改修にかかる費用は数百万円になる可能性もある。」という点です。
仮に150万円と考えると、非常に高いと思われるでしょう。
しかし、15年に1度行うと考えると、年間ごとに係る費用は10万円になります。
月ごとに換算すると約8,500円です。

このように考えると、事前に計算してしっかりと積み立てておけば問題のない数字であるといえます。
また、メンテナンス費用は経費にも算入できますので節税効果もあります。
もちろん、必要以上にメンテナンスに費用をかける必要はありません。
しかし、コスト削減のつもりでメンテナンスをしないというような考え方はしないようにしましょう。

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